検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 1 件中 1件目~1件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

表層土壌圏における核種動態等に関する研究(2)

not registered

PNC TJ1600 95-003, 40 Pages, 1995/03

PNC-TJ1600-95-003.pdf:0.98MB

フミン酸の水素イオン交換容量およびSr(II)-フミン酸錯体の安定度定数の測定を行った。水素イオン交換容量は精製度の異なるフミン酸について酸塩基滴定法によって決定した。水素イオン交換容量は、凍結乾燥前に水洗を行った標準的な精製の場合、4.89meq/(gHA)-1、水洗を行わなかった場合、5.23meq/(gHA)-1となった。また、標準精製フミン酸についてpK0とpKaを求めたところ、カルボキシル基については3.4と4.7、フェノール基については9.7と10.2が得られた。Sr-フミン酸錯体の安定度定数は、Schubertのイオン交換法によって求めた。283K、293K、298K、および313KにおいてSrの分配係数$$lambda$$を[HA]の関数として測定し、各温度に対する安定度定数の対数値log$$beta$$として、3.57$$pm$$0.25、3.18$$pm$$0.20、2.88$$pm$$0.15および2.64$$pm$$0.15を得た。金属イオンに対する配位子の比iは1.42、1.29、1.18および1.09(いずれも$$pm$$0.10)となった。金属イオン対配位子の比が1:1および1:2の1:1錯体と1:2錯体が生成するものとして、結果を再計算したところ、上述の各温度に対して:1錯体に対するlog$$beta$$1は2.39、2.36、2.36および2.36となり、1:2錯体に対するlog$$beta$$2は4.29、4.12、4.12および4.04となった。これらの結果から298Kにおいて、SrHAとSr(HA)2に対する$$Delta$$Gは-13.46と-23.49kJ・eq-1、$$Delta$$Hは-1.50と13.33kJ・eq-1、$$Delta$$Sは40.12と34.08J・eq-1・K-1となった。したがって、SrHA錯体およびSr(HA)2錯体の安定度定数には、金属イオンの脱水和過程が大きく寄与していると結論できる。

1 件中 1件目~1件目を表示
  • 1